ブログ一覧
M.A.P.管理者-
M&Aについて 介護業界のM&A
最近、介護関連のM&Aに関与することもあり、介護業界におけるM&Aの動向・2023年のM&A事例をまとめてみた。 介護業界におけるM&A(合併および買収)は、高齢者人口の増加や政府による社会保障政策の変化などの影響を受けて、今後もM&A活動が活発に行われると予想されます。以下、介護業界のM&Aに関するポイントをいくつか説…
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M&Aについて M&A事例: ベインキャピタルによるT&K TOKA(4636)に対するTOB(2023/8/17)
2023年8月17日に公表された、ベインキャピタルによるT&K TOKA(4636)に対するTOBについて、少し取り上げたい。 本件のポイントは、以下2点。 ① アクティビストがもたらした非公開化 ② 日本でのTOBが中国関係会社のTOBも誘発 上場企業の多くのM&Aにおいて、アクティビストが起因となるケースが本当に多くなった。数年前…
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M&Aについて M&A事例: トップカルチャー(7640)によるトーハンへの第三者割当(2023/8/17)
JDSCに続いて、第三者割当特集です。今回は、2023年8月17日に発表された、トップカルチャー(7640)によるトーハンへの第三者割当です。 ポイントは、3つ。 (1)大幅な事業転換を伴う増資 (2)大幅な希薄化が発生(発行済株式数の25%以上の希薄化) (3)中期計画も同時発表 既存株主への株主・投資家へのエクイティスト…
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M&Aについて M&A事例: JDSC(4418)によるメールカスタマーセンター買収(2023/8/17)
最近、忙しさを理由にM&A事例を見る手間を省いていましたが、夏休み期間と言うこともあり、色々見ていると、今日発表されたJDSC(4418)によるメールカスタマーセンター(MCC)買収発表が、スキーム的に何とも秀逸だったので、「へぇ~」と思い、勢いに任せて、記事にしてみました。 ① 100%取得なのに、第三者割当増資 …
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M&Aについて M&Aとリースバイバック
今日は少し違った視点でM&Aを見てみたい。 少し前の2019年、アドバンテッジ・パートナーズ(AP)が、業界第三位のリース会社である東京センチュリーと戦略的提携を行い、2020年に東京センチュリーに発行済み株式数の14.9%を割り当てた。 その後、2020年にキューサイをユーグレナ、AP及び東京センチュリーにより共同買収す…
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M&Aについて M&A仲介とフィナンシャルアドバイザリー(FA)の違い
最近、説明されている記事を目にするが、どうも腹落ちしない(表面的すぎる)ので、私の知り得る範囲で、意外と知られていない、M&A仲介とフィナンシャルアドバイザリー(FA)の違いについて、少し述べたい。(*注. M&A仲介の経験がないので、推測の域を出ませんが) まず、何故しっかりした違いの説明がないかというと、…
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M&Aについて ベンチャー企業によるM&A(売却)
M&Aの裾野の広がり方は、この10年間で大きく変わってきたと実感している。 20年以上M&A業界を見てきた立場として思うのは、2010年以前は、売却提案をすると、顧客から「経営の仕方に文句があるのか」と怒られることもあった。また、一般の中小の未上場企業においては、「M&A」という言葉すら通じないことが多かった。 2015…
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M&Aについて 経営統合(前編)
今日は、経営統合について少し紹介したい。日経新聞の一面に「●●と▲▲が経営統合へ」という見出しが出ますが、一体どういうことでしょう。M&Aの一種なのか、合併や買収、売却とは異なるのか。 経営統合とは、買収や売却とは異なるM&Aの一形態であり、2社以上の会社同士が1つの会社グループになることです。表向きは、あ…
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M&Aについて 段階利益
PL(損益計算書)には、色々な利益が登場する。経験を踏まえ、特に重要な段階利益に関するコメント、利益の意味するところ、M&Aにおいて重要な指標の利益について、紹介したい。 (1)利益とは? 利益は、売上高ー費用のこと。稼いだお金から、稼ぐのにかかった費用を差し引いた残り分。当たり前の話だが、費用には色々な…
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M&Aについて 人材派遣業界(Valuationと大手各社のM&A実績)
案件関連で、時価総額500億円以上の企業を対象に人材派遣業界のValuation比較、大手人材派遣会社のM&A実績を簡単にまとめましたので、ご紹介します。 1. 業界動向 ・2020年度は、各社とのコロナの影響による経済活動の停滞で、売上高は伸び悩んだが、前期2021年度はその反動もあって、各社増収増益。 ・各社のセグメント…